話す英語 - 中堅企業IT部門の日常

もうこれ以上文法やっても英語は話せるようになりません。

いま、40代ですが、我々世代が受けた英語教育は、文法偏重とも言われがちな英語教育です。
過去完了、仮定法、等々たくさんやりました。大学の入試もたくさん文法問題がでました。対策本もやりました。十分英語勉強しましたよね。

でも、留学も海外勤務もない方々、話せないですよね？

自分が受けた英語教育を全否定する気はありません。確かに、書いたりするときは結構役に立ちます。また、読む力は育成されているのだと思います。

ただ、これだけじゃ話せないんですよ、たぶん。そりゃ、話す教育を受けてないのですから。

自分は暗記は嫌いです。理系だとなおさらその傾向はあります。でも語学なんて体にしみこませるまでやるしかないんです。

例えば、

明日雨が降らなければ、買い物に行こうと思います。

って英語でどういうかわかりますか？

では、

昨日雨が降らなければ、ピクニックに行っていたでしょう。

はどうでしょうか？

これが、1,2秒ででてきましたか？それくらいの反応力がなければ、恐らく会話では役に立ちません。

ちなみに、それぞれ、

If it dosen't rain tomorrow, I think I'll go shopping.

If it hadn't raind, I would have gone on the picnic.

となります。

これわかりますよね、受験で文法を覚えたはずです。

まず、一つ目の文章ですが、明日のことなのに、なぜ "If it will not..."にならないのか、習いましたよね。よく受験ででてくるひっかけです。

時・条件を現す副詞節の中では、現在形を使う

という文法です。

ちなみに、後者は、過去の事実に反することなので仮定法になります。これも受験でよくでてくるはずです。

でも、実際の会話で、「明日時間があったら、電話してよ」みたいなのが、
「えーと、明日は未来だけけど、時・条件を現すから現在刑だっけ？」
なんて、やっていると、あっと言う間に取り残されます。

なんで、とにかく良い文書をある程度、体にしみこませる必要があります。

自分も昨年から、ちょくちょく海外出張がはじまり、最初は全く話せなかったのですが、この方法でなんとかなるレベルまでは来てます。

恐らく、英語は結構勉強してきたけど、しゃべりが苦手という人には効果てきめんだと思います。

ちなみに、たまにラテン系の外人にいる、文法とか気にせずとりあえずしゃべり倒すっていうのも十分ありです。日本人のおじさん世代できる人はあまりいないかもしれませんが。

（こちらは、中学校の文書を叩き込む内容です。最初にやっておくのをおすすめします）

（もう少しレベルの高い短文を覚えるのに適しています。このブログの中の例題もこちらに載ってます）

（英文法といえばこちら。短文覚えるときに疑問に思ったことはこちらで調べるとなおよいかと）