mesh beaconsという、サービスだそうです。
Move over, iBeacons -- here come mesh beacons | VentureBeat | Marketing | by Barry Levine
iOS7から導入されたiBeaconですが、一体どの程度活用されているのでしょうか。
iBeaconの状況すらわからないですが、mesh Beaconsというのが出てきているようです。
beaconでネットワーク
記事によると、メッシュ状に複数配置したbeaconがBluetooth互いに協調しあうことで、mesh networkを作るそうです。mesh network の一部のbeaconがインターネットにつながっていれば、すべてのbeaconはクラウドに接続することができ、クラウドからデータを取得し、ユーザーのスマートフォンにデータをプッシュすることができるそうです。
通常のiBeaconなどに加えて、ペアリングなしで、短時間でデータをやり取りすることができるらしいです。
結局何に使うの
で、いつものことですが、結局何に使うのかと。上記の記事では、例によって「お得なクーポン」、「キャンペーン情報」等が、タイミングよく配信されるらしいです。
でもそれって本当にお客さんが欲しい情報なのかは、いつもながら疑問です。ショッピングモール歩いていたら、しょうもないクーポンが大量に飛んできたなんで状況は、いい迷惑だったりします。
ただ、企業側からしてみると、場所を詳細に特定できるツールは、場所・時間限定の販促をかけることができるので、魅力的ではあります。
例えば、賞味期限のある食材や、時間の決まっているコンサートイベントなどは、余っているのであれば、近くの人に値引きをしても売りたいことがあります。
こういったものは、メルマガ等で、「1時間以内に来たら半額クーポン」などを不特定多数に配っても、その時間までに場所に到達できなかったりするのであまり効果的ではないかと。
また、不用意にやりすぎると、値引き待ちのお客さんが増える可能性もあります。
限定された時間に、特定の場所にいた人だけ、大幅なメリットを提供することで集客するというのは意味があります。しかもそれが、たまたまであり、予期不能であれば、値引き待ちが発生しないので、更に良かったりします。
そういう意味では、こういったbeaconは有効かもしれません。
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