先日NHKのTEDに出てたのがこちら、
Ludwick Marishaneさん、水のいらないお風呂を開発した方らしいです。
世界を変えるには若さが必要
この方、TIMEの世界を変える30代未満の人物(People Under 30 Changing the World)に選ばれてます。
いや、すごいです。若さってやはり重要ですよね。
こちら
でも紹介しましたが、起業家とか、世界を変える人って、若くないとだめなんです。たぶん。
最近は、お金も若い人に集まるらしくスタートアップ投資もお金があまり過ぎて投資先が見つからないとか。でも、そのお金は若い起業家にしか回りません。
40歳越えのヒーローはいないのか?
もう、最近の若者がすごいのはわかりました。40代のおじさんには、ついていけないわけです。でも、おじさんも夢や希望を見たいのです。家族を抱え、中間管理職として、上下に挟まれた40代のおじさんに希望を与えるような人がほしいわけです。
そんななか、ちょっと希望になったのが、この方
スコット親子、日本を駆ける: 父と息子の自転車縦断4000キロ
- 作者: チャールズ・R.スコット,Charles R. Scott,児島修
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
こちら、40を超えた二人の子持ちのおじさんが、忙しくて家族との時間も取れない中、このままではいけないと一念発起、息子と二人で自転車で日本縦断の旅にでるという話です。
このお父さん、インテルの投資部門に勤めているようなのですが、いつも忙しく世界中を飛び回っています。そんな中、出張で何週間も子供になえず、疑問を抱きます。
これからの生き方を見つめ直したい
子供とかけがいのない時間を、もっとたくさん過ごしたい
冒険を通じて、息子に大きく成長してほしい
そして、子供に、言います。
冒険にでかけるんだ
息子が答えます
日本で何かしようよ!
だったら、自転車はどう?ぼくはもう、ひとりで上手に乗れるようになったよ
そして、お父さんは、息子と二人で日本を自転車で縦断する冒険に出ることを決意します。
そこから、9カ月トレーニング、準備を行って、いざ旅にでます。はじめは北海道からスタートし、日本海側を通り、日本アルプスを越え、高野山、徳島、しまなみ海道、広島、そして九州に入り、最後は佐多岬にゴールします。おおよそ2カ月の旅です。
旅の途中、多くの困難がある一方で、多くの親切な人々が彼らをサポートします。詳細は書きませんが、40歳を超えた子供を持つお父さんには、多くの共感できる点、あこがれる点のある一冊かと思います。おすすめです。
ちなみにスコットさん、その後インテルを辞めて独立し、ファミリー冒険家として活動しています。その後も家族と一緒に(奥さんや娘も参加!)「アイスランド一周」、「ドイツ、スイス、フランス、イギリス横断」など、世界各地で冒険を続けています。
また、講演家としても活動しており、世界銀行でキーノートスピーカーとして迎えられていたりします。
ニューヨークで一番かっこいいお父さんにも選ばれているようです。
本書の中で、
人生は贈り物だ。祝福することも、捨てることもできる。その選択は自分次第だ。
ほんと40代になると感じるのです。決して不幸せではないけど、これは本当に望んだ人生だろうか。
そういった中、子供と旅に出て人生を変えていくというのは、うらやましく、あこがれるわけです。
ただ、誰でも旅に出られる分けではなく、このお父さんはもともとトライアスロンをやっていて体が強靭なので、その点はご注意を。
さあ、40代の皆さんまだまだこれからです!インテルに入って、トライアスロンから始めましょう!
スコット親子、日本を駆ける: 父と息子の自転車縦断4000キロ
- 作者: チャールズ・R.スコット,Charles R. Scott,児島修
- 出版社/メーカー: 紀伊國屋書店
- 発売日: 2014/12/20
- メディア: 単行本
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