ローパフォーマンスの人材をローパフォーマー、ローパーというらしいです。はじめて知りました。
で、話題になっている。ローパー社員認定のチェックリストがこちら
ローパー認定した後の処遇が問題なのは確かなのですが、リストそのものは、ごもっともな項目が多く。
例えば、
過去3年から5年の人事・勤務評価が低い
これってローパーの定義そのものではないかと。人事評価の低い人がローパーですよね。そうやって評価基準を作っているはず。
一定基準(出勤停止、減俸)以上の懲戒事由がある
そりゃ懲戒事由があっちゃだめでしょう。
コンプライアンス違反を犯す可能性のある社員
ローパー以前の問題です。
こういった人材を抱えておかなければならないのなら、日本企業にとっては大きな負担です。
ただ、これはものの見方次第というのもあり、
会社の処遇とパフォーマンスがかい離しており、改善の見込みがない社員(中途採用社員など)
将来を見通すのは困難です。場所を変えると輝くかも。
社内のコミュニケーションに問題がある、周囲の社員とうまくやれない社員
イノベーターは異端児のことが多々あります。
まあ、チェックリストには主観的なものも多いのですが、それなりにごもっともなもの多々あるかと。
「追い出し部屋」とかは当然NGですので、日本企業はこのローパーを活用できる手段を見つけ出さないとなりません。さもないと、国際的な競争に遅れていくわけです。厳しい世界です。
(ローパーで寄生するのは働く側から見ると正しい戦略かも。)