中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

ローパー認定、ごもっとも?

ローパフォーマンスの人材をローパフォーマー、ローパーというらしいです。はじめて知りました。

 

で、話題になっている。ローパー社員認定のチェックリストがこちら

withnews.jp

 

ローパー認定した後の処遇が問題なのは確かなのですが、リストそのものは、ごもっともな項目が多く。

 

例えば、

過去3年から5年の人事・勤務評価が低い

これってローパーの定義そのものではないかと。人事評価の低い人がローパーですよね。そうやって評価基準を作っているはず。

 

一定基準(出勤停止、減俸)以上の懲戒事由がある

そりゃ懲戒事由があっちゃだめでしょう。

 

コンプライアンス違反を犯す可能性のある社員

 ローパー以前の問題です。

 

こういった人材を抱えておかなければならないのなら、日本企業にとっては大きな負担です。

 

ただ、これはものの見方次第というのもあり、

会社の処遇とパフォーマンスがかい離しており、改善の見込みがない社員(中途採用社員など)

 将来を見通すのは困難です。場所を変えると輝くかも。

 

社内のコミュニケーションに問題がある、周囲の社員とうまくやれない社員

イノベーターは異端児のことが多々あります。

 

まあ、チェックリストには主観的なものも多いのですが、それなりにごもっともなもの多々あるかと。

 

「追い出し部屋」とかは当然NGですので、日本企業はこのローパーを活用できる手段を見つけ出さないとなりません。さもないと、国際的な競争に遅れていくわけです。厳しい世界です。

 

(ローパーで寄生するのは働く側から見ると正しい戦略かも。)

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