ITベンダーは、最近儲かっているようで、買い手のユーザー企業から見ると超売り手市場です。
ITベンダーからの値上げ圧力は、日に日に強まるわけですが、ITベンダー自身も人員確保が大変なようです。
IT分野の派遣「月収100万円」でも集まらず :日本経済新聞
月収100万円払っても人が集まらないそうです。記事によると急激に単価も上昇しているようです。
従来のITベンダーが、スマホ開発などのゲーム会社やアプリ会社とも競合するようになり人材採用が難しくなっているようです。
一方で、
新卒足りない…内定式前夜、企業の不安(ルポ迫真) :日本経済新聞
という記事によると、富士ソフトは人が足りないために、
今年は2回の面接を1回にした。技術と対話力を柱とした採用基準も「現場でやっていけそうなら採る」と大幅に緩めた。500人の学生に内定を出し、なんとか320人が受けてくれた。
というように、なんと面接の回数まで下げているとのこと。
ITベンダーに仕事を依頼している側としては、こんなんで大丈夫かと心配になります。「そんな新卒うちにいれないでね」と願うばかりです。
2020年に向けてさらに人も足りなくなっていくので、どうやって人材を確保するのかが悩ましい今日この頃です。