システム開発では多くのミーティングが発生します。その際、ベンダーからは多数のメンバーが参加します。システムが大きくなればなるほど、分業化が進み、各領域ごとに担当が割り振られ、ミーティングは総勢十数人になることもあります。
様々な関係者が参加するベンダーミーティングですが、いずれにせよ参加するのが営業です。
寝るな営業!
うちのような小さい会社に割り当てられる営業はたいてい若手です。若手の営業が割り当てられて、成長すると、出世し担当を外れていきます。そしてまた若手がやってきます。
若手は大抵社会人のマナーもろくに知らずに配属されます。
昼過ぎにミーティングなどやると、大抵寝ます。若いがゆえに成長期なのか、食後の睡眠が必要なようです。
多少眠くなるのはある程度大目に見ますが、熟睡して、ふらふらと揺れだすと問題です。特に、ユーザー企業の現場が入った会議でこれをやられると、ベンダーの評価は大きく下がり、またIT部門としても管理能力を疑われます。
振り出しに戻る
当然、IT部門としては先方の営業部長や課長にクレームを入れるわけです。そうすると寝ることはなくなるのですが、今度はスマホいじりで会議の内容を聞いてなかったりと、延々と注意事項は増えます。そして、ようやくどこに出しても大丈夫なレベルになると、担当交代、若手がやってくるということになります。振り出しに戻るです。
正直、営業に出てもらう必要もない会議も多いわけです。以前にも書きましたが、この寝ている営業のコストもユーザー企業が負担しているわけです。頼むから、会議でなくて良いからコスト下げてくれというのが本音です。
(ふとこの本を思い出しました。熱中して読んでいて、電車乗り過ごしたのを思い出しました。)