中堅企業IT部門の日常

中堅企業IT部門の中間管理職で半研究者の雑談です。毎週火曜日更新予定

IQ以外に必要なもの

ここ、2回ほど天才関連の話が続いてますが、引き続きこの書籍から 

天才!  成功する人々の法則

天才! 成功する人々の法則

 

 

IQだけではだめらしい、知能以外のものも必要

前回にも書きましたが、IQだけでは成功するかどうかはわからない。というか、IQと成功は相関しないと言われています。

ではなぜ成功しないかといえば、IQは人間の一面しか測定しておらず、成功に対してはそれほど大きな影響を与えないためだそうです。


例えば、IQテストではコミュニケーション能力は測定できません。周りにもいませんか「頭悪いくせになんでこいつ昇進してんだ」とか。そう、コミュニケーションの能力だけでもそれなりに成功できたりはします。


この書籍にも、クリス・ランガンというIQが高い人物が紹介されています。彼はIQは高いものの

  • 大学の教授をバカにする
  • 周りとうまくやることができないなど、

IQ以外に大きな問題を抱えており、成功とは言い難い人生を送っています。IQは高いものの成功できなかった事例として述べられています。
その対比として、「原爆の父」と呼ばれたオッペンハイマーが出てきます。オッペンハイマーは大学院で教官を毒殺しようとしています。こういったマイナス点がありながらも、政府の要職に就いています。彼には人を説得し、魅了できる才能があったそうです。


創造力

また、創造力も測定できません。
有名なレンガのテストというイメージの自由な広がりを試すテストがあります。

  • ”レンガ”、”毛布”の使い方を思いつく限り出しなさい

というものですが、これをとある学校で調査してところ、一人の少年は、

  • (レンガ)「店のウインドウ破りに使う」、「家の崩壊を防ぐ」、「掛け布団の四隅にくくりつけ、羽布団がベッドから落ちるのを防ぐ」等
  • (毛布)「ベッドで使う」、「森で不純異性行為をするとき、見つからないように被って隠す」、「テントの代わり」等

など10を越えるアイデアを出します。

一報で、学校で一番IQの高い生徒は、

  • (レンガ)「何かを建てる」、「投げる」

という回答((毛布)も3つ程度)しか出てこないという結果だったそうです。

つまり、IQと創造力には相関があるとは言えないわけです。

 

頭以外で戦いましょう

さて、最近はIQテストなんかやらなくなったと思いますが、それでも社会に出るとときおり高IQの人間と出くわします。やっぱり頭の回転は良いし、時として見透かされているような気にもなります。

そんなときは是非レンガのテストで戦いましょう。それで負けると救いようがなくなりますが。。。  

究極の鍛錬

究極の鍛錬

 

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