最近の日経ビジネスの記事で気になったのがこちら
海外からの観光客が増え、出張のホテルが取れなくなっており、”出張難民”が続出しているという話です。
大阪・京都だけでなく、名古屋もなかなか大変
たしかにその通りで、最近大阪の宿泊施設はかなり予約を取るのが困難になってきています。
いままでは簡単に取れたホテルが、一カ月前でもいっぱいなんてこともあり、しかも値段が上がっています。
その理由は外国人観光客です。インバウンド2000万人を目指す国の取り組みもあり、近年急増しているようです。
ちなみに先日大阪出張で驚いたのは、コメダ珈琲がグローバル対応していたこと。メニューなんかは5か国語くらい書いてあり、一瞬日本語が認識できないほど。朝一で行くとまわりのお客さんもほぼ外国人、一体ここはどこの国かといった状況になってました。
さて、ホテルが取れにくいのは大阪だけでなく、最近は名古屋にもアジア圏観光客が押し寄せてます。これは、東京、大阪、京都あたりの宿を取るのが困難なのは、外国人観光客も知っているらしく、少し離れた最近は名古屋に宿を取る人も増えているようです
名古屋は、京都に行くにも、東京に行くにもどちらも新幹線で1時間30分程度で、観光するには結構便利な場所だそうです。
そうなるとコミュニケーションツール
じゃあ、出張族のおじさんはどうすべきかというと、
早めに予約を取る
ではなく、
出張しない
が恐らく正解です。
出張しないためには、組織・オフィスを変えて、近隣に部署を移動するとか、業務を改善してFace to Faceを不要にするなども当然ありますが、それをやっているとどれだけ時間と労力がかかるかわかりません。
やはり、手っ取り早いのは、skype,googleハングアウト等のネット会議の出番です。
フリーのものでは画質や音質が、、、というなら、専用のTV会議システムを利用すれば解決します。確実にフリーのネット系のツールよりも画質・音質は良いです。最近なら1拠点50万円くらいから設置可能です。(IP網なんでネットワーク的には同じなのですが、やはり専用機は品質が良い)
では、これで解決!といきたいのですが、そうはいきません。前述の記事にも、
「過去、不況になるたびに出張禁止令が出てテレビ会議を多用した時期が何度かあった。しかし、やはり面と向かって話ができる会議でないと、細かなコミュニケーションができない」。ある大手システム会社のエンジニアはこう打ち明ける。
また、
商談にせよ社内会議にせよ、人間は話をする時、相手の言葉だけを認識しているわけではない。目や表情、しぐさを見ながら、言外の意味を察し、交渉やプロジェクトの立案を進めていく。メールの文面やテレビ会議から流れる言葉より、ひざを突き合わせて語る肉声の方が説得力があるし、理解が深まるのは事実なのだ。
とのこと。
たしかにその通りなんです。前にもこちらにも書きましたが、今のTV会議システムの技術では今一歩足りないのです。
この先、インバウンドの観光客が増えることで、出張族が怒りを溜めて、そこからブレークスルーが起こることを期待しましょう。
おじさん発イノベーションを!