毎年この時期になると来期の予算作りを始めます。
予算作りの度に悩むのが、一体適正な予算とはいくらなのか?
その参考になりそうな数値をいくつかご参考までに。
ちょっと古いですが、中堅企業のIT予算の資料が、
http://itpro.nikkeibp.co.jp/article/Research/20080819/312968/?ST=research
この資料によると、年商300億~500億クラスの企業で、対年商比0.39%だそうです。
一方で別の調査ですが、JUASの資料によると1%前後となっています。単純比較はできませんが、大企業よりも中小・中堅の方が比率が低い可能性はあります。
http://www.juas.or.jp/servey/it12/it12_press_pp.pdf
ただ、JUASの資料と違い、IT予算に含まれる値が、
* ハードウエア及びソフトウエアの新規導入費用
* 年間ライセンス料金
* 保守・運用管理に伴う費用(外部委託費含む)
となっており、減価償却は入っていないようです。逆に言うと、JUASの調査が1%以上あるということは、減価償却だけで年商の0.5%以上あるのか?という疑問もでてきますが。。。
どういう調査を行ったのかわかりませんが、上記の3つの要素だけにしても、すこし少ないかなといったイメージです。
ちなみに、うちの場合、少なくとも0.4%だと保守もできない現状です。