『ワーク・シフト 』で話題になった、リンダ・グラットンの新しい本がでてます。
まだ、読んでないですが、これから。
さて、一時期ちょっとした流行だったこともあり、『ワークシフト』を始めとして、これからの働き方に関する書籍が多数でています。
各書籍、いろいろとスタンスがあり、以前話した、『グーグル、アップル、フェイスブックなどが実践する── 世界でいちばん自由な働き方』などは、基本シリコンバレーで働くことの素晴らしさを説いています。会社人であろうと、フリーランスであろうとシリコンバレーがおすすめといった感じです。
また、ちょっと古いですが本田氏の『ノマドライフ』。こちらは、旧来型の働き方を捨ててモノ・場所・時間・お金自由になる「ノマドライフ」を勧めてます。会社勤めを辞めて自由になろうという姿勢です。
一時期あったノマドワーカーブームのはしりでしょうか。このあと、「ノマドワーカー」がTVでも取り上げられるようになったような。
また、起業という視点からは、こんなのもあります。
これは、SCHAFTというヒト型ロボットの開発・製造のスタートアップ(2013年11月googleに買収される)のCFO加藤崇氏の著書です。もともとは自費出版だったようですが、HONZで取り上げられるなど話題になり、その後出版社がついて、書店に並んだようです。
内容は起業を前提に、そのノウハウ、注意点を書いています。ただこれ、起業しない人にも自己啓発書としてもいい内容です。あまり日本では知られていない海外の企業家のメッセージは刺激になります。
また、新しい働き方といえば、クラウドソーシングものその一つかと。クラウドソーシングは、インターネット通じて仕事の受発注するプラットフォームです。こちらは、ネットさえあれば仕事ができるので、地理的な制約がなく、自由に働けるメリットがあります。
によると、地方で働くことの可能性について言及されています。
都市と地方のギャップでこれまで最も大きかったのは、賃金と情報だった。
しかしクラウドソーシングの場合、発注額はワーカーの居住地とは関係ない。ワーカーが東京にいよが、地方にいようが、海外にいようが、同じ案件の発注額は同一である。
と述べています。
また、本書のデータによると、クラウドワークス上の仕事の53%が東京以外で受注されているというデータもあり、確かに地方でも仕事ができる可能性が見て取れます。
ただ一方で、
単価は大よそ5分の1から10分の1程度。
とも述べており、確かに案件での地域差はないですが、安い方に引っ張られている可能性はあります。都心部で働く人が今と同じ水準で報酬を得るのは難しいかもしれません。
自分も今の生活水準は維持できそうにないですが、地方に引越して生活コストを下げれば、これで暮らせるかもしれません。
つづく