こんな企業があるそうです。
社内が、ファミレス風やら、マンが喫茶風やらで、セクションが分かれており、それぞれ雰囲気が異なるそうです。
ノマド制度もかすむ自由空間
とあるように、確かに、ノマドのメリットである、場所・時間を問わない働き方の一部は実現されているような。
これに比べると、うちのオフィスなんかは昭和のにおいがプンプンする状況です。昔ながらのオフィス机を使いまわし、部署ごとに島ができ、管理職はちょっと課員を見渡せる席になっているという分かりやすい構造です。
個人的には、以前はフリーアドレスのスタートアップで勤務していりもしたので、当初はこの昭和オフィスに驚いたものです。
ただ、メリットもあるもので、
- 部内のコミュニケーションは密:そりゃ毎日顔合わせて隣合わせなので、コミュニケーションは驚くほど密です。良くも悪くも
- メンバーの仕事状態がよく分かる:通常の会話、電話の会話、資料の内容までよく分かるので、誰が何をやって、うまくいっているのかどうかがよく分かる
- 安定感・安心感がある:同じ場所にいつもいるので、自分の場所を好きにカスタマイズ可能(他の人に迷惑にならない範囲で)。まるで家に帰ってきたかのような気分になることもあります。自席に座ってホッとする感覚は、フリーアドレス時代にはなかった感覚です。
などは、大変よく感じます。
一方で、デメリットとしては、
- 他部署の接点が薄くなる:部内のコミュニケーションが密なだけ、他部署との接点が薄くなりがちです。セクショナリズムも生まれやすいのかもしれません。
- 管理能力が向上しない:目に見える人材ばかりを管理しており、実際は成果でなく、労働時間や態度を評価している可能性があります。なんで、在宅勤務とか、分散オフィスなどが始まると管理できない可能性があります。
などあります。ただ、個人的な一番のデメリットは、
「あきる」
です。
もう同じメンバーで顔合わせて同じ風景で仕事していると、とにかくあきます。
なんか変に落ち着いて仕事が進まないことがあります。特に外出で交渉して神経すり減らして帰ってくると、まるで家に帰ったかのようにリラックスしてしまい、結構ダラーっとしてしまいます。
なんで、ほんとは急ぎの仕事があり、集中しなければならないときは、こっそり近場のカフェに行ってたりします。
当然、予定表には、「取引先訪問」と書いて。。。