4,5月は組織が大きく変わるシーズンです。IT部門としては、その対応に追われます。
人事異動
異動が出ると各種システムの登録の更新が必要になります。権限の設定やらなんやらで業務は増えます。
最近は内部統制の監査なんかもあり、アカウントと権限のチェックが厳しく行われます。例えば、異動で別の部署に行ってしまった人が前の部署の販売管理システムにアクセスできたりすると問題になります。モレなくこなす必要があります。
また、社内のアドレス帳などの役職も変更が必要です。
XX課長が部長に御昇進
なんてのも対応する必要があります。
これは業務に直結しないので単なる見栄えなのですが、中には気にする人もいます。正直、「部長」だろうと「課長」だろうと社内なんでどうでも良いと思うのですが、日本企業のしきたりはそうはさせません。「部長様」や、「常務様」等々、早急な対応が求められます。
組織変更
組織変更も面倒な状況になります。社内のアドレス帳や、フォルダ構成の変更が必要になります。また、会計システムの組織変更を行うと、前の期の実績をどう統合するかといった問題も発生します。
個人的には、数百人しかいないんだから、いっそフルフラットにしてしまえばいいのに、そうすれば権威主義もなくなるのにと思う今日この頃です。